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ユー・エス・イーで働く人たち

USE PEOPLE我らは情熱至上主義

海外ビジネスだってやる気次第
情熱と志があれば
きっとできる!

I.H
ゼネラルマネジャー
2009年入社

オートバイ用ドラレコ開発の
メイン担当に

入社して6年目の2015年、香港に事務所をつくることになり、駐在員として現地へ。赴任期間は2年ほどでしたが、この時、中国でのビジネスをリアルな体験とともに学べたことが、「海外で活躍する」という夢実現へのファーストステップになりました。

帰国後、オートバイ用ドライビングレコーダーの新プロジェクトを統括することに。日本市場向けに、ソフトウェアだけでなく、ハードウェア、製造までを含めた完成品をつくる、ユー・エス・イーにとって初のチャレンジで、もうワクワクが止まらないという感じ。開発、製造を中国で行うことを決め、そこからは、日本と中国を行き来しながら怒涛の日々でした。
目指したのは「今までにない強靭なドラレコ」です。防塵・防水を突き詰め、IP66/IP67というハイレベルな品質規格をクリア。通常200〜300時間のテスト業務に1000時間を費やしました。誰もが納得できる高品質を守り抜いた新製品は、おかげさまで大ヒット。お客さまに感謝され、会社の業績に貢献でき、自分の成長にもつながりました。大きな達成感を得られた、思い出深いプロジェクトです。

予測不能の中国で
鍛えに鍛えられた

とはいえ、振り返ってみると「よくできたな」と思える綱渡り進行。「そんなことまで起こるのか!?」の連続です。最大のピンチは、発売日まで1カ月を切った時期に発生したケーブルの不良問題。時は真夏、クーラーがなく、35℃を超えようかという工場に連日張り付き、汗まみれになりながら改善に当たって事なきを得ましたが、「間に合わないかもしれない」というプレッシャーは半端なかったです。
予測不能の事態が次々に起きる中、心がけていたのは「どんな状況でも前向きなことをいう」でした。起きたことは仕方ないと切り替え、すぐに次を考えて指示を出す。私は英語も中国語も堪能なわけではないので、現地スタッフとスムーズにコミュニケーションができたとはいえません。けれども、こちらが本気でぶつかれば、結構な無茶ぶりでも彼らは応えてくれます。そういう時って語学力がなくても、通じ合えるから不思議です。

モノと一緒に人との縁も
つくられていく

モノづくりは、まず、理屈抜きにつくっている過程が楽しいですね。そして、それが商品になって世に出ることは、つくり手として大きな喜びです。でも、最近思うのは、それだけではなく、人とのつながりが増えていくのもこの仕事の醍醐味だということ。

開発はチーム戦。社内外のメンバーが集い、何カ月、時には年単位で、志を同じくして仕事を進めていきます。決して短くはない時間を共に過ごすわけですから、仕事ぶりもわかるし、気心も知れる。信頼関係も生まれる。だから、プロジェクト終了後も誘ったり誘われたりしながら関係が続いていくことが多く、時には、仕事を抜きにした友人関係に発展することもあります。そう、モノづくりに真剣に取り組めば取り組むほど、人との縁という財産が増えていく。それが思いもよらない展開につながったり、未体験の楽しみを運んできてくれたり、そういうのが何だかとても好きですね。

誠実な人しかいない!
そして懐が深い!

元々私はユー・エス・イーの外注先のエンジニアで、プロジェクトに参加する中で「一緒にやらないか」と誘われたのが入社のきっかけです。ユー・エス・イーをひと言で表現するなら、「誠実で懐が深い会社」。全員が人として一番大切な「誠実さ」を持って仕事に取り組んでいる。そして、懐が深く、チャレンジを後押ししてくれる風土が根づいています。だから私のように社歴の浅い社員にも海外プロジェクトを任せてくれるし、突拍子のないアイデアも大らかに受け止めてくれる。実は何年か前、会社の方針説明会で「中国で居酒屋を出店!ユー・エス・イーフーズ設立」という提案書を出してみたことがあるんです。結構面白がって耳を傾けてくれましたね。

これからやってみたいのは、海外での新たな拠点づくり。現在、深センと香港に拠点があるので、違うエリアを開拓しようと考えています。それから、Bluetooth関係などの無線機器製品には発展形があると思うので、新しいアイデアを形にしてみたいとも思っています。不屈の冒険魂を発揮して、どんどん挑戦していきたいです。